消火訓練・避難訓練は、年度内に2回行うことになっていて、今日は1回目です。
役員12名が参加して、操作手順の確認と基本動作の演練を行うとともに、消火器や避難ハシゴなど設備の点検も行いました。
火災はいつ発生するか判りません。来館者は誰でも遭遇する可能性があります。公民館の特性上、普段は高齢者や児童が多いので、迅速機敏に動ける人は限られます。また、役員が常に十分な人数いるとは限りません。普段から来館することのある方々には、できるだけ多くの方に、消火器の設置場所や操作手順を把握していただき、いざというときに消火活動や避難誘導等に協力していただけると被害を最小限に抑えることができるのではないかと思います。そのときは、どうかご協力のほど宜しくお願い致します。
1階から逃げられなかった場合、バルコニーから避難ハシゴで降りることになります。降りる動作も大切ですが、ホール内から避難ハシゴを運び出し、支柱に装着する手順を習得しておくことも重要です。消火活動と同様、誰かが搬出・装着できる必要があります。また、降下の途中、ハシゴが揺れるの抑えるため館外の人の補助があると、より安全に避難ができます。
緊急時や非常事態においては、その場の状況に即した瞬時の判断と咄嗟の連携行動が、自分や周りの者の生死を分けるカギになると考えられます。どうか皆さんも普段の生活の中で身の回りにある防災関連の設備や機材に注意を払い、触って確かめて、できれば使えるようになり、さらには模擬災害などの想定のもとでの訓練に参加して、実践能力を高めおくとよいのではないでしょうか。